2019-03-12
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剣聖 宮本武蔵遺作木版画「布袋見闘鶏図」
「布袋見闘鶏図」によせて
越前山倉にある養子宮本伊織が建立した武蔵の碑銘に、「兵法天下無奴、藩州赤松流、新免武蔵玄信二天居士」とあり、私の祖赤松有馬の末流となる。故に私ども無縁というわけにはゆかぬことになる。
武蔵は、天正十二年(一五八四)十手の名手無二斎の家伝を嗣ぐために新免家へ養子に入ったのだが、幼い時から武芸の素質にめぐまれていて、望まれて養子となったのであろう。武蔵晩年の名著「五輪書」の巻頭に、「若年のむかしより兵法の道に心をかけ、十三歳にして初めて勝負をなす。その相手新当流の喜兵衛という兵法者に打勝ち、十六にして但馬国秋山という強力の兵法者に逢い、数度の勝負を決すといへども、勝利を得ずということなし。その後国々所々に至り緒流の兵法者に行き逢い六十余度まで勝負すといへども一度もその利を失はず(中略)その後猶も深き道理を得んと朝鍛夕練して見れば、あのずから兵法の道にあふこと我五十歳のころなり。それより以来は尋ね入るべき道なくして、諸芸諸能の道となせば、万事に於て我に師匠なし。」五十にしてすでに達道の人となり得た孤高険峻な武芸者を他にしらない。

晩年の武蔵は、熊本細川藩主忠利の三顧の礼に迎えられ、藩祖の 堤寺泰勝寺の開山、大淵禅師について参禅につとめ、人生最後の総仕上げの研鑽にはげみ、かたわら禅余の画技をもたしなんだのである。枯れの描く禅画のほとんどが、禅の初祖達磨大師であり、悟道の表れである布袋和尚の画であって見れば、大いにうなずけるところである。とくに水墨画において、気魂のこもった鋭い表現を特色とし、武人画家の最後の位置する画家として着目され、その代表作として「枯木鳴鵙図」とともに「布袋見闘鶏図」があげられる。

このたびの復刻を心から推奨する自第である。大方のご清覧を乞い願うところである。
臨済宗相国寺派官長 有馬頼底



【保証】

本作品は、日本の伝統芸術である多色摺り木版画の

高度な技術を持つ彫師と摺師の手技によって1枚1枚入念に制作されています。

完全な作品に仕上げるため、限定を三五〇部に設定しています。

限定部数の摺りが完了すれば版木を焼却します。

作品には限定の証として番号を入れ、これを保証といたします。
 ◇軸装寸法/156×52.5cm
 ◇作品寸法/73.5×33.5cm
 ◇掛軸仕様/中廻し:正絹草木織「花鳥小文」
 ◇天地:正絹節七々子
 ◇一文字:正絹上合金「線書飛小花文」
 ◇軸先:上黒壇
【巨匠の描く美の世界】
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